ブラックストーンが電子コミック配信サービス運営会社大手のインフォコムに対する公開買付けの意向を発表、国内で今年最大のプライベート・エクイティ投資案件に


東京-2024年6月18日ブラックストーン(ニューヨーク証券取引所 BX 、以下「ブラックストーン」)は本日、当社が運営するプライベート・エクイティ・ファンド及び投資ビークルが、電子コミック配信サービス運営会社大手のインフォコム株式会社(東京証券取引所プライム市場 4348 以下、「インフォコム」)の普通株式の公開買付けを行う意向を発表しました。本案件は国内で今年最大のプライベート・エクイティ投資案件であるとともに、ブラックストーンの日本における過去最大のプライベート・エクイティ投資であり、過去6カ月で3件目の投資案件となります。一連の投資活動は、当社にとって日本が重要な市場であることを示しています。

インフォコムが運営する「めちゃコミック」は、30歳以上の女性向けで国内最大規模の市場シェアを有する電子コミック配信サービスです。

ブラックストーン・グループ・ジャパン株式会社 代表取締役 坂本篤彦は、「ITサービスとデジタル・エンターテイメント・プラットフォームに強みを持つインフォコムと協働できることを大変嬉しく思います。本案件は、日本の優良かつ成長可能性が見込める企業に投資し、市場リーダーへと成長させるという当社の継続的なコミットメントの一環です。当社のグローバルなスケール、ノウハウ・ネットワーク、業界に関する知識を活用し、これから新たな成長のフェーズへと進むインフォコムを支援できることを楽しみにしております」とコメントしています。

インフォコム株式会社 黒田淳 代表取締役社長兼CEOは、「インフォコムグループでは、好調な電子コミック事業が全社的な成長を牽引し、医療機関及び一般企業向けのITサービス事業も提供サービスの拡大や顧客基盤の強化を進めています。ブラックストーンが誇る豊富な投資実績、卓越したデータ分析力、多様な企業とのアライアンス実績などが、当社グループの中長期的な成長に向けた大きな力となることを確信しております」とコメントしています。

本案件は、ブラックストーンの日本における過去最大のプライベート・エクイティ投資であり、アイロムグループに対するTOBならびにソニーペイメントサービスへの出資に続き、過去6カ月で3件目の投資案件となります。

ブラックストーンはデジタル・コンテンツとITサービス分野で多数の実績を有しています。アジア太平洋地域のITサービスとテクノロジー関連事業では、デジタル・サービス大手のMphasis やR Systemsを始めとする10件以上の投資実績があります。

公開買付けは2024年6月19日に開始する予定です。買付条件等の詳細は、本日発表した「インフォコム株式会社(証券コード:4348)の株券等に対する公開買付けに関するご案内(Notice Regarding Commencement of Tender Offer For Shares of Infocom (Code: 4348) by BXJC II Holding KK)」をご確認ください。ご案内はこちらからもご覧いただけます。

本プレスリリースは本公開買付けを一般に公表するための記者発表文であり、本公開買付けに係る売付け等の申込みの勧誘又は買付け等の申込みを目的として作成されたものではありません。売付け等の申込みをされる際には、必ず本公開買付けに係る公開買付説明書をご覧いただいた上で、株主ご自身の判断でなされるようお願いいたします。本プレスリリースは、有価証券に係る売却の申込みの勧誘、購入申込に該当する、又はその一部を構成するものではなく、本プレスリリース(若しくはその一部)又はその配付の事実が本公開買付けに係るいかなる契約の根拠となることもなく、また、契約締結に際してこれらに依拠することはできないものとします。

本公開買付けは日本の金融商品取引法に定める手続及び情報開示基準に準拠して行われるものとし、その手続及び基準は、米国で適用される手続及び情報開示基準とは必ずしも同一ではありません。特に、米国1934年証券取引所法(Securities Exchange Act of 1934)(その後の改正を含みます)第13条(e)項又は第14条(d)項及びこれらの条項に基づく規則は本公開買付けには適用されず、本公開買付けは、これらの手続及び基準に沿ったものではありません。

公開買付者及びインフォコムの各フィナンシャル・アドバイザー並びに公開買付代理人(それらの関連会社を含みます)は、日本の金融商品取引法、米国1934年証券取引所法(Securities Exchange Act of 1934)(その後の改正を含みます)規則14e-5(b)及びその他適用ある法令上許容される範囲で、インフォコムの株式を自己又は顧客の勘定で、本公開買付けの開始前又は本公開買付けの期間中に本公開買付けによらず買付け又はそれに向けた行為を行う可能性があります。そのような買付けは市場取引を通じた市場価格、若しくは市場外での交渉で決定された価格で行われる可能性があります。そのような買付けに関する情報が日本で開示された場合には、当該買付けを行なったフィナンシャル・アドバイザー又は公開買付代理人の英語ウェブサイト(又はその他の公開開示方法)においても開示が行われます。

本公開買付けに関する全ての手続は、特段の記載がない限り、全て日本語で行われるものとします。本公開買付けに関する書類の全部又は一部は英語で作成されますが、当該英語の書類と日本語の書類との間に齟齬が存在した場合には、日本語の書類が優先するものとします。

ブラックストーンについて
ブラックストーンは世界最大級のオルタナティブ資産運用会社であり、私たちは投資先企業の成長に貢献することで機関投資家及び個人投資家に優れたリターンをもたらすことを目指しています。1兆ドルを超える運用資産には、不動産、プライベート・エクイティ、インフラ、ライフ・サイエンス、グロース・エクイティ、クレジット、実物資産、セカンダリー・ファンド、ヘッジファンドに焦点を当てた投資ビークルが含まれ、すべてグローバルベースで運用されています。詳細については、https://www.blackstone.com/jp/をご覧ください。LinkedIn、X(Twitter)、Instagramで@blackstoneをフォローしてください。

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